1972年7月20日 世紀のスター逝去・・・Vol.1

・・・今から半世紀近く前の本日、不世出のアジアの大スター「ブルース・リー」になりました。突然の旅立ちで香港は数万人が葬儀場に押しかけ、大騒ぎになりました。日本にはタイムラグがあり、「っえ、何?」っという感じ。「燃えよドラゴン」の公開も、彼の名前も、微妙なタイムラグがあり、映画公開の後に「っえ、彼はもう死んでるの?」でした。



李小龍 生与死 1 葬儀動画 Bruce Lee Document(香港)
★・・・ブルースの自宅は、一度役者の=チョー・ユンファ=が買う交渉をしたらしいが、あまりの高額に諦めたとか、、、
★・・・リンダは帰国寸前まで、ベテイー・テインペイ(ブルースと最後に居た女性)に気遣った発言をしています。そんな優しいところがブルースが好きになった要素でしょうね。のコメントに



映画冒頭シーンで見せたブルースの、完璧にデイフニッションされた肉体に、これまた「何、あれ?」でした。恐らく世界中の人が未経験の肉体美だったと思われる。



・・・ちなみに格闘後の手の山を越えるシーンはブルースではない。



 鍛えたガチゴチの身体をした奴は、ボデイビルの盛んな米国ではいくらでもいることだし、ハリウッドの映画の中で、そのような役者はゴロゴロいた。(とにかくデカイのが好きだからね)しかし、ブルースの肉体はそれらとはまったく一線を置く別次元のものだった。
体脂肪7%以下と言う、殆どしぼりに絞った筋肉は「いるのか、こんな人間が?」でした。それほどの衝撃、それほどのカタルシスと言って過言ではない見事な仕上がりだった。(ちなみこの時68キロだったとか)そしてこのシーンはハリウッドのスタッフ全員が引き上げたあと、ブルース主導で撮影されたとか、、、
 瞬く間に、それこそ稲妻のごとき戦列さで全世界を興奮のため息と羨望で突っ切った人間新幹線だった。(続く)